【実体験】初心者でも大丈夫?貸農園3年目の私が教える、失敗しない始め方とリアルな畑ライフ

貸農園はどうやって借りるの?〜きっかけと手続きのリアル〜

私が「貸農園」を知ったきっかけは、趣味のパン作り教室での出会いでした。クラスメイトの方が楽しそうに畑の話をされているのを聞き、「私もやってみたい!」と直感したのです。帰宅後、同じく興味を持っていた夫と一緒にさっそく行動を開始しました。

申し込みから当選まで:意外な「抽選」の裏側

まずは地域のJAへ電話で問い合わせ、ネットから申し込みをしました。意外だったのは、**「抽選になる可能性がある」**ということ。そんなに応募者が多いのかと驚きましたが、確実に借りたかった私たちは夫婦それぞれで申し込みをすることに。

結果は夫が当選、私は落選。なんとか無事に1区画を確保することができました。

しかし、実際に利用を始めてみると、ポツポツと空き区画があることに気づきました。「空いているのになぜ抽選だったのか?」と考えたのですが、おそらく場所の公平性を保つためではないかと思います。

  • 水道や駐車場に近いといった利便性の高い場所
  • 一人で何ヶ所も占有させないための管理上の配慮

こうした条件を平等に割り振るための抽選だったのかもしれません。

ちなみに、私たちが割り振られたのは入り口から一番奥の区画でした。 人通りが少なく、落ち着いて作業ができるというメリットはありましたが、一方で**「ゴミ捨て場や倉庫から遠い」**という苦労も。

特に夏場、草むしりをした後の重いゴミ袋を持って長い距離を歩くのは、想像以上に体力を消耗しました。借りる前には「水道や共有スペースからの動線」も確認しておくのが、長く続けるコツだと実感しています。

手続きの注意点

畑を借りる手続きはアナログな部分もあり、平日に窓口へ行く必要がありました。私は在宅勤務を利用して時間を作りましたが、専用の銀行口座開設が必要な場合もあります。 私たちは2023年2月から利用を開始しました。貸し出しは月割り計算もできるようですので、時期を選ばず相談してみるのがおすすめです。

便利な貸農園情報サイト

貸し農園といっても、私が利用しているJA運営のものから、アドバイザー付きで手ぶらOKな高機能農園までタイプは様々なようです。以下を参考に、お近くの農園を検索しててみてください。

気になる費用は?〜地域差と3年間のコスト公開〜

「畑はお金がかかる?」という疑問にお答えします。結論から言うと、初年度は道具を揃える必要があるため少し高くなりますが、2年目以降は落ち着いてきます。

ただし、「畑のレンタル料」には地域や運営母体によってかなりの差があることを実感しました。実は私は途中で畑の引っ越しをしたのですが、場所が変わるだけで費用が大きく変わったのです。

我が家の3年間のコスト推移

  • 2023年(1年目):約5.5万円 (内訳:畑レンタル料 3.5万円 + 運用費用 約2万円) ※運用費用には、クワなどの農機具の購入、肥料、苗・種代が含まれます。
  • 2024年(2年目):約5.5万円 (内訳:畑レンタル料 3.5万円 + 運用費用 約2万円弱)
  • 2025年(3年目):約7万円 (内訳:畑レンタル料 5万円 + 運用費用 約2万円弱)

引っ越しで分かった「価格のリアル」

以前の場所は3.5万円でしたが、2025年に引っ越した先は5万円になりました。 場所によって、水道設備や管理体制、立地などが異なるため、一概に「いくら」とは言えませんが、**年間1万円〜2万円程度の運用費用(苗・肥料など)**に加えて、お住まいの地域のレンタル相場を確認しておくのがおすすめです。

運用費用の内訳:なぜ毎年2万円もかかるの?

「一度道具を揃えれば、あとはタダ同然で野菜が作れる」と思われがちですが、実は**「土を育てるコスト」**が欠かせません。

野菜を作ると土の栄養が消費され、次第に劣化してしまいます。我が家も初心者🔰ながら「野菜作り」の本をかたわらに、土づくりに励んでいます。具体的には毎年以下のものを買い足して、土を良い状態に保つようにしています。

  • 石灰や肥料: 土の酸度を調整し、栄養を補給するため
  • 新しい土や堆肥: ふかふかの土壌を維持するため
  • 苗や種代: 季節ごとの楽しみとして

これら「土を肥やすための費用」として、年間約2万円ほどを見込んでおくと、立派な野菜が収穫しやすくなります。

畑の1年ってどんなスケジュール?

「夏は忙しく、冬はのんびり」が基本です。

  • 11月〜1月(閑散期・計画期) 実は一番ホッとできる時期。収穫を終え、来年は何を植えようかとワクワクしながら計画を立てます。
  • 2月(土作り・玉ねぎ) 春に向けての土作りと、玉ねぎの植え付けを始めます。
  • 3月〜5月(準備・作付け) 苗選びや種まきのベストシーズン。畑が賑やかになってきます。
  • 6月〜9月(育成・収穫・繁忙期) 正直に言うと、夏場はかなり忙しいです! 猛暑の中での水やりは欠かせません。雑草もすぐに伸びます。
  • 10月(収穫ぼちぼち期) 春夏野菜の名残を楽しみつつ、秋の収穫を味わいます。

貸農園をやってよかった!「楽しさ」と「苦労」の本音

最高の瞬間(メリット)

  • 収穫の喜びと成長の記録: 初年度は全く実らなかったトマトが、3年目の2025年には鈴なりに!自分の上達を実感できるのが醍醐味です。
  • 食卓に並ぶ「自作野菜」の誇り: 自分で種から育てた野菜が食卓にあるだけで、いつもの食事が特別なものに変わります。
  • 家族の絆と食育: 「今日は苗を見に行こうか?」という会話が増え、子供にとっても自然な学びの場になります。
  • 自分だけのサードプレイス: 日常を離れ、土に触れる時間は最高のリフレッシュになります。

知っておくべき「苦労」(デメリット)

  • 過酷な環境: 夏場の水やり、蚊、日焼け……体力勝負な面もあります。
  • 「土の状態」は運次第: 畑は前の借主が「元の状態に戻す」だけで、消毒などはされません。手入れの行き届いた後の区画ならラッキーですが、石やゴミが混じっていたり、化学肥料が残っていたりすることもあります。
  • 休日の半分は畑時間になることも: 特に夏は時間が削られます。夫婦で「今日は私が行くね」と協力し合える体制があると、無理なく続けらるかと思います。

まとめ:迷っているなら「近い場所」から始めよう!

もちろん苦労もありますが、それを上回る喜びが貸農園にはあります。 一つだけアドバイスをするなら、**「自宅から通いやすい場所」**を選ぶこと!どんなに好きでも、遠いと心理的なハードルが高くなってしまいます。

あなたもぜひ、採れたて野菜がある豊かな「家庭菜園ライフ」に飛び込んでみませんか?


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